地面師グループに騙された積水ハウス!司法書士弁護士の関与は?

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舞台となった場所は?

1 引用URL
https://www.news-postseven.com

  • JR五反田駅から徒歩3分ほどの目黑川沿いの一等地に立地しています。

  • 元旅館 「海喜館(うみきかん) 〒141-0031 東京都品川区西五反田2丁目22−6

  • 三代目の女将・海老澤佐妃子さんから2017年6月24日に親族の男性二人に相続されたという。

  • 海老澤佐妃子さんは、子供の頃「海喜館」の2代目夫妻に養女として入り、独身のまま旅館を守り続けてきた。

  • 2016年末、体調を崩して入院。その情報を聞きつけた弘岡が地面師詐欺に走ったもの。

大手がなぜ引っかかった?

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https://www.sankei.com  

発覚

事件は、2017年8月2日積水ハウスの発表で発覚しました。
  • 購入した積水ハウスが建物の取り壊しを始めようとしたところ、所有者側の弁護士から止められて騙されていた事が判明したもの。

  • 70億円の土地取引において事件が発生、積水ハウス側が捜査当局に刑事告訴しました。

  • 支払い済みは55億円という内容の東京・五反田の一等地約600坪に発生した地面師事件です。

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所有者

山手線徒歩3分という約600坪の好立地。所有権者は海老澤佐妃子さんです。
  • 不動産登記簿謄本によれば、昭和35年12月の相続。抵当関係を示す乙区には何も記載されておらず、海老澤佐妃子さんの承諾さえあればこの土地が手に入るということで、多くの業者が交渉しました。
  • 海老澤佐妃子さんは売却の意向はなく、板長と仲居を置き営業を続けてきたという。体調不良から入院、その後亡くなられたことから2017年6月24日に大田区の海老澤佐妃子さんの実弟男性二人に所有権が移転申請され、7月4日に登記が完了しています。
  • 謄本が移動するのは、2017年4月24日のこと。売買予約で千代田区永田町のIKUTAホールディングスに移り、同日、大阪市北区に本社を持つ積水ハウスに売買予約はさらに移っています。IKUTA社は窓口で、購入するのは積水ハウスということになります。100億円にも達する物件の売買が成立目前でした。

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売買不成立

結果、売買は成立しませんでした。 「売買予約」は無効となり、購入代金を支払った積水ハウスは、海老澤佐妃子さんに成りすました女とそのグループに騙されたことになります。

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手口

  • 所有権者の知らない間に、本人確認用の印鑑登録証明証パスポートなどが偽造され、それを利用した「成りすまし犯」が手付金を受け取っていた
  • 話を持ってきたブローカー、仲介業者、不動産業者、購入者(社)、間に入る司法書士弁護士などをも騙して取引に同席させ偽造書類にも証明印を押していたそうです。
  • 積水ハウスに話を持ち込む前に二社が偽造に気づき取引が不調に終っていたとのことです。

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なぜ大手の積水ハウスが騙されたのか

当時の積水ハウスはこの交渉が
  • 社長命令であった。
  • 100億円以上の物件が70億円で購入可能で割安感があった。
  • 営業担当者が仲介業者に取引を持ちかけられ、約1カ月後には土地の購入を会社として決断した。
  • 社内稟議に計らなかった。
  • 土地の所有者本人を名乗る人物から契約を否定する内容証明郵便が届き、グループ内からも取引の信用性に疑義を示す情報が寄せられたが、深く考慮されなかった。
などコーポレート・ガバナンス(企業統治)に問題があったとされています。

成りすまし女がいつ逮捕されたのか?

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引用URL
https://headlines.yahoo.co.jp
 

成りすまし女

  • 警視庁捜査2課は、2018年10月16日、偽の書類を法務局に提出して土地の所有権を無断で移転登記しようとしたとして、土地所有者の女性になりすました職業不詳の羽毛田正美容疑者(63歳)=東京都足立区=ら数人を偽造有印私文書行使などの疑いで逮捕した。
 

地面師事件

  • 警視庁捜査2課は大型の「地面師」事件とみて捜査。事件に関与したとみられる男女計十数人の逮捕状を取得しており、残りのメンバーも順次逮捕する方針。
  • 主犯格の男カミンスカス操容疑者(58歳)はフィリピンに出国し、別の地面師事件で収監中の男も事件に関与したとみられる。フィリピンで拘束され、2019年1月11日、午後8時過ぎに羽田空港に到着し逮捕されました

地面師とはどんな犯罪集団

 引用URL
http://blogos.com  

土地の所有者になりすまして不動産取引を持ちかける詐欺グループ

  • 偽造文書を作成して土地所有者に断りなく登記の移転や書き換えを行い、不動産を第三者に転売して代金を騙し取ったり、借金の担保に入れたりする。
  • 土地探し、偽造文書作成などの役割を分担し、事件ごとにメンバーを組み替えているとされる。
地面師による詐欺被害は、地価高騰で土地取引が活発だった1990年前後のバブル期に多発したが、近年、再び被害が増加傾向にある。

騙し取られたお金は戻る

 

騙し取られた55億円は?

  • 大手住宅メーカー「積水ハウス」が土地取引をめぐり、およそ55億円を騙し取られた事件で、騙し取った金は複数の口座に入金され、現金で引き出されたあと、地面師グループの中で報酬として分配され、一部は海外の口座に送金されたとみられています。
  • 逮捕を見越して豪遊などで使ってしまったり、海外の隠し口座に送金したりするため回収はほとんど無理らしいのです。
積水ハウスは損金として計上するのではとみられています。 同社の売り上げ高は年間約1兆円です。

まとめです!

なぜ大手住宅メーカーの積水ハウスが地面師グループに騙されたのか解説しました。巧妙な手口、オレオレ詐欺犯も真っ青の額、驚きましたネ。 地面師に限らず詐欺を働く者が増えています。皆さんもご注意下さい。

コメント

  1. Fumiko Fukasawa より:

    小坂さん
    うちの近くの事件で興味があったのですか、すごーくわかりやすく理解できました!
    また、お邪魔しまーす。